モンテッソーリとともに

0-3歳のモンテッソーリ教育やモンテッソーリベースな赤ちゃんからの子育てについて発信しています。

トイレットラーニング(トイレトレーニング)の方法

今回はトイレットラーニングの具体的な方法について。

そろそろ始めたいけど何からどうしたらいいのか分からない・・って方に、始めてみるきっかけになったり、少しでもお役に立てたら嬉しいなと思います^^

  

 

 

まず、どれくらいの頻度で排泄するのかを知りましょう

紙おむつだとおしっこが出たらラインの色が変わりますが、子どもが不快感を感じず知らせてくれることが少なかったり、女の子だと前の方は濡れないこともあり(=ラインの色が変わらない)、判断しづらかったりします。

布おむつにすると子どもが不快に感じて泣いたり、本人が濡れているということに気づきやすくなります。そろそろトイレットラーニングをしようかな・・と思い始めたら、まずは紙おむつから布おむつに変えてみるのも初めの一歩です。

紙であれ布であれ、おしっこが出たと分かればすぐにおむつを替えてあげ、おしっこが出る大体の間隔をつかみます。

そうして、15分おき、30分おき、1時間おきなどタイミングが分かってきたら、そのタイミングでおしっこが出る前におまるに座らせてみます。

前回も書きましたが、お座り前から始めるならホーローおまるやバケツをお尻に当てる感じですることもできます^^

 

だいたいのトイレスケジュールを立てる

朝起きた時、その後30分や1時間おきなど決まった時間におまるに座らせる習慣をつけます。(出なくても座るだけでOK!)

おまるに座っている時は「シーシー」(おしっこが出る音)などと言ってあげると、その声かけで出るようになってきたりもします!

初めのうちは午前中だけ、お昼寝の時やお出かけの時はおむつにするなど、初めから頑張り過ぎなくていいので、できることから少しずつ。

成功率が高くなってきたら昼間はおむつからパンツに変えてしまいましょう〜!

 

トイレットラーニングにおいて重要な「衣服」

トレーニングパンツではなくいきなり綿パンツにトライ!

層の厚いトレーニングパンツはおしっこを吸収してしまって子どもやママが気づかないことも多く、手洗いもしにくいし、乾きも悪くて効率が良くない!

夏ならおうちではノーパンもありです!ノーパンなら脱ぐ動作が省け、おまるに向かいやすくなります。綿パンやノーパンだと失敗したらびちょ濡れだし、床も掃除しないとダメですが、不快なので出てしまったらすぐに教えてくれたり、出てしまう前におまるやトイレに行きたがるようになります。

結果的に短い期間でおむつがはずれやすくなるので、お掃除の手間も短期間と思えば乗り越えやすい!

綿パンだと洗いやすく乾きやすいので、トレパンは用意せずいきなり綿パンでトライしてみて下さい♪

 

子どもにとって簡単な服装を心がけて

パンツだけでなく、それ以外の衣服、特にスボンも着脱しやすく洗濯しやすく、乾きやすいものなどを選ぶことは重要です。ピチピチのスキニーレギンスや大人でもボタンの開け閉めに苦労するようなジーンズなどは避けましょう!

脱がせる時に時間がかかってせっかくのチャンスに間に合わないことはよくあります。

子どもが自分で歩けるようになれば、脱いだり履いたりする運動はできるようになりますので、デザインよりも素材や履きやすさで衣服を選んであげて下さい

そして、毎回のおまる(おむつ交換)タイムでズボンの着脱も自分でするように促してあげて下さい。毎回は難しかったら1日に数回だけでも!

いきなり全部させるのではなく、脱ぐ時にお尻が引っかかる部分は難しいので大人がズボンを少しずらしてあげて自分で下ろさせる。

履くときは床や小さい椅子などに座らせて正しい方向でスボンを置いてあげ、脚を一つ一つ入れ、両方入れば立って上に上げるように教えてあげます。

立った状態で大人がスボンを持ち、脚を入れるように促すと、子どもはいつでも立って履こうとし、それにはヘルプがいるためなかなか自分で履けるようになりません。

最後まで上げるのが難しければ、最後だけ手伝ってあげます

そんな風に毎回のおまるタイムでスボンの着脱まで本人ができるようにサポートすると、どんどん運動が身につきおまるですることが本人にとって簡単になっていきます。

=ママやパパにとっても簡単になるということです。

大人がヘルプをしないといけなかったら、今忙しいからおむつでいてくれた方が楽だな・・ということはありますよね。

大人の都合で子どものタイミングを逃すことはよくあります

親や子どもにとって衣服の着脱が面倒でトイレトレーニングが進んでいない・・というケースも少なくありません。

やり方が分からない子どもには、一つ一つの動作をゆっくり分かりやすく見せてあげると、子どもは自分でできるようになります。

大人がする方法ではなく、子どもにとってやりやすい方法を教えてあげて下さい

子どもが自分でできるように教えるのは初めは少し手間がかかりますが、初めだけです!自分でできるようになれば、大人の都合に左右されることも少なくなりますよね。

その先も毎回毎回手伝うことになるよりはずっと楽チンだし、子どもはどんどん自立に向かいます♪

衣服の着脱も子どもには立派な「運動」です。

何でも自分でやってみたい「運動の敏感期」を大いに活用して下さい

 

 

トイレットラーニングをより効率的に進める秘訣

トイレットラーニングはトイレで排泄をするということがゴールですが、その直接的なこと以外にもできること、さらに順調に進めるためのポイントがありますので、それも意識してみると、より効率的に取り組むことができると思います^^

 

言葉かけ

言葉のかけ方は重要ポイントです。トイレットラーニングのみならず、大人がかける言葉が子どものやる気を引き出したり、逆にやる気を損ねたりすることに繋がることはよくあります。

なので、少し意識して言葉かけをしてみて下さい。

万が一失敗しても過剰に反応したり怒らないように気をつけて下さい。

 「あ〜〜おしっこ出ちゃってる!!」

 「出る前に言ってって言ったじゃない〜」

 ・・などとつい言ってしまいがちですが、子どもによっては自信ややる気を失ったり、罪悪感を感じてしまったり、それがきっかけでおまるやトイレを拒むということにもなり兼ねませんので、失敗してしまっても「濡れちゃって気持ち悪いね〜。次はおまるでしようね〜」などと言ってサッと片付けてしまいましょう。

ママだって人間なのでイラッとすることはもちろんあります。いつも笑顔で全てを寛大に受け止めるなんて無理です(笑)

失敗しても絶対イライラしないようにする!とか無理矢理の努力はママだってしんどいので、例えば失敗した時は同じ言葉で合言葉のように声かけするようにしておくなど、意識的に対応を決めておくと感情をコントロールしやすくなります。

そして、逆に成功した場合も過剰に褒めたりご褒美をあげたりはせず、「気持ちいいね〜!すっきりしたね〜!」などその子の気持ちになってコメントするぐらいでOK。排泄することは普通のことで、ご褒美をもらうようなことではないですよね。それにご褒美はいつでもどこでもあげられるわけでもないので、あげたりあげなかったりすると一貫性がなく子どもは混乱します。(保育園などではあげないし・・)

大人のためやご褒美のためにおしっこするのではなく、外で排泄することが自然なことで気持ちいいことだと学んでいくことがトイレットラーニングです^^

 

絵本 

トイレをテーマにした絵本が色々あるので、それを読み聞かせてあげるとGood!遊びの時間や寝る前でもいいし、実際におまるに座っている時に読んであげると自分と重なって実感がわくようです。

モンテッソーリ的には動物がお話しするとか、動物がトイレでおしっこするなど、非現実的な内容よりも実際に現実にあるものや事柄をテーマにした絵本を推奨します。

3歳以下の子どもたちにとって、空想の世界を理解するのはまだ難しいので、実生活に密着したものを選んであげると効果的です。

 

我が家で大活躍した絵本たち♪

おまるの絵本

英語ですが、簡単に読めるし、絵に合わせて日本語で読んであげることもできます。

どちらも「おまるでおしっこをしてみようとするけどなかなか出ない・・・」という内容で、おまるに座っている絵がたくさん描かれているので、子どもは「自分も座ってみよう!」と思うみたいです♪

 

ホーローおまるの絵本

なんと、ホーローおまるが登場するので、ホーローおまるを使っている家庭にはオススメ!最後はお母さんと一緒におまるの中身をトイレに流すところも描かれているのでとても現実的です。

 

おまるからトイレに移行する絵本

初めて 大人のトイレに座ってみる、ドキドキの体験。

原作は洋書なのでトイレの流し方が日本のトイレとは違うのですが、トイレデビューを促すのにオススメ♪

 

なるべく継続

おむつをはずそうと決めたならなるべく続行する方がいいですが、失敗が続いてイライラしたり疲れる時もあるかも知れませんし、お出かけが続いて難しい時もあるかも知れません。そんな時は頑張り過ぎず、1日に1回だけでもいいのでゆる〜く継続を心がけて下さい。

完全におむつに戻してしまうよりはできる範囲で続ける方がベター!

おむつの外で排泄することができるようになってきたのにまたおむつ時間が多くなってしまうと、排泄しようとする機能が乱れてしまったり、意識が芽生えてきている子だと楽な方を選ぼうとします。

すごくスムーズにいく場合もあるかも知れませんが、だいたいみんなうまくいったり後退したりしておむつはずれに向かいます。三歩進んで二歩下がるイメージで、焦らずに継続を心がけて下さい^^

 

季節も重要

真冬に始めようという人は少ないと思います・・^^;

薄着でいても濡れてしまっても、たくさん洗濯するにも春〜夏が絶好のチャンス!!

また、体の水分が汗から出ていくのでおしっこの回数も減る傾向にあり、失敗も少なく済みタイミングをつかみやすくなります♪

気候のいい時を狙ってぜひ取り組んでみて下さい♪

 

最後に・・

この記事で紹介した方法は私自身が自分の子どもたちやモンテッソーリ園で実際にやっていた方法などで、これが絶対的な方法というわけではありません。

ご家庭により事情も違うと思いますので、取り入れられそうなことだけでも参考にしていただけたら嬉しいです^^

ママ一人で取り組んでいるとしんどくなってしまうこともありますので、頑張り過ぎず、パパにも協力してもらえることはお願いしてみて下さい。

・・とは言っても、ワンオペ育児のご家庭もありますよね。

トイレットラーニングだけではなく、ママ一人で子育てに関わってると精神的に辛くなったり悲観的になってしまうことは大いにあります。そんな時はまずは自分のことを最優先に!子どものトイレより自分の心に少しでもゆとりを持てることが大事です。トイレタイムを気にせずおむつを履かせてお出かけしたり、一時保育に預けてみてもいいのです。

トイレットラーニングでも子育て全般においても完璧を目指さなくていいんです。手を抜きながら、焦らず、真面目になり過ぎず。

おむつはいつか必ずはずれます!

でもただ闇雲にやってみるよりは、その方法や着目点を工夫するとずっとスムーズにいくので、少しでも効率の良い方法を試していただくきっかけとなれば嬉しいなと思っています^^

  

トイレットラーニングについての前回の記事

www.montessoripage.com